天と地とテノチティトラン2

私はロボットではありません

カラアゲ

都会に単身で暮らす身ならばいつかは巡り合うだろうスーパーの閉店前惣菜叩き売り。俺はなるべくしてその時間帯まで仕事をせぬように、早めに帰宅して自炊をすることを目標に生きてはいるものの毎日はそう上手くいかない。残念ながら今日は家に食材がない。しかも時間も遅い。都会といえども住宅街に位置する職場から帰宅するまでの間にスーパーは数少ない。ここに決めるしかない。もう閉店まで1時間を切っている。決断だ。果たして3割引のカラアゲでいいのか?もっといけるんじゃないか?閉店30分前なら5割引とかないか?店員はもうシールを貼る様子を見せない。よし、仕方ない。サラダはコンビニで良いがカラアゲはなんかヤダ。スーパーのカラアゲを盲信する俺。そんなスーパーカラアゲを格安で購入できるなんて労働者の味方だね。ポケットの中で鍵をジャラジャラ鳴らしながら決心をつける。キーケースのボタンを外したり付けたりする。惣菜コーナーを3周ののちコーナーに人が増えてきた事を恐れてついにバスケット・イン。

 

電車の中は異臭騒ぎになっているかもしれないが俺は長渕を聴いているのでわからん。

 

昭和

昭和

  • 長渕 剛
  • J-Pop
  • ¥255