今日はマジで動け無かった。
まだ夕方にもなっていないが、この後も動けないだろう。そんな予感がする。せっかく平日に休みを取ったのにもったいないと思うかもしれない。いや、そもそも休みとは何だ。休みなのに用事や掃除洗濯炊事などをして誠に休みか。
否。俺は休む。今日は休みなのだ。体型に見合わずヤケに重すぎる腰を上げてコーヒーと軽食をとりに行こうと思う。昨日も行ったが、関係がない。俺の休みのフォーマットは悲しい哉、それ程の種類が用意されていない。夜には飯を炊いて、珍しく酒でも飲もうか。コンビニエンスストアで配られる無料券を行使して手に入れた酎ハイが日に日に溜まっていく一方。申し訳ないが俺の人生にアルコールは必要ない。軍事訓練を受ける必要はない。赤軍派に感化される必要はない。生来の脳内覚醒物質分泌能によりて酩酊都市を闊歩。この世で素面は俺ひとり。
何もせん日というのは何か考える日でもある。
全く生産的では無いにしろ、それが少しでも明日からの活力の種になれば俺の休みは達成されたのだろう。