天と地とテノチティトラン2

私はロボットではありません

下宿大学生の亡霊

俺が一人暮らしをしたのは社会人になってからが初めてで、大学生の頃は実家から通っていたこともあり所謂「下宿生」の輪の中に入ることはできなかった。優しい彼らは俺を幾度となく招いてはくれるが、それはどうしても客人としてだった。誰が悪いというわけでもないし、今はそのような棲み分けもないので良いのだが。

 

そして今、一人暮らしを始めてからかなり経って、ようやくその気持ちを味わうことができている。友人達も皆独り立ちを始めたからだ。

 

近頃は下宿大学生の亡霊を追うかのようにAsobiを行なっている。これまで誰も我が家に来なかったことがまるで嘘だったかのように。

 

いつかこの日々も懐かしくなってしまうことを何処かで感じながら。

 

桜の時

桜の時