天と地とテノチティトラン2

私はロボットではありません

俺が苦しんでるんだからお前も苦しめよ

こんなブログ誰も見てないんやから政治とか宗教とか炎上する系のこと書いてもええかな?書きますね。

 

 

なんかねえ、もうSNSとか見るのやめようかなって思うわけなんですよね。しんどいし。

 

こういう社会的活動が制限されている状況で、せっかくオルタナティブな社会空間であるインターネットというものがあるというのに、やはりそれを使うのは人間だからどうしても現実社会での帰属意識なのか政治的派閥なのか、利権なのか宗教なのか凝り固まった観念なのか自己陶酔なのか顕示欲なのかただのフラストレーションなのかわからんけど、ベクトルを持った悪意がわんさか溢れてるんよね。

 

 

そういうのって、マジで、キモいよね。

 

 

たぶん自分に自信が無いから、自分と同じ意見をできるだけ多く集めて正当化することによって、自身を正当化しようとしてるんだよね。たぶんね。

 

でもさ、みんな自分に自信が無いのは一緒やん。自分が悪なのではないか、と落ち込むこともあるけど、それを払拭するために時間を使って自分以外を悪に貶めてでも自分を善良なるものにする必要ってある?それこそ自分の価値を高く見積もってんじゃないの?お前何者?何者でもないぞ。ただの70億分の1やぞ。

 

想像力を育まないといけないね。見たもの聞いたものだけの世界ではダメだ。インターネットが代替的な世界としての役割を失っているのであれば、自分の中に世界を作るべきだ。その世界ではあなたは唯一無二の存在だ。そこでは、限りなく善良な存在である義務はあるかもしれない。あなたにとってあなたが良きものである必要が。しかし、それと外の社会を同一視してはならない。ものさしが違うんだよ。それを理解しなければならない。

 

自分の世界と外の世界を同一視するからこそ、「俺が苦しんでるんだからお前も苦しめよ」的な発想が出てくる。は?お前とあいつは別の人間だよね。関係ないよね。お前何様?ってなことである。

 

と、ここまで書いてふと、この文章もまた誰かに向けられた悪意なのではないかと自覚した。そうだ、このような気持ちで悪意は生まれるのだ。いけないいけない。彼らのことをばかにできない。やはり、人間とは弱い生き物だな。俺も単なる70億分の1であることを心得なければ。

 

自分の世界へ戻ろう。この文章が、出来るだけ人に読まれないことを祈って。