天と地とテノチティトラン2

私はロボットではありません

何かが致命的に足りなかったことが生み出したもの

例えば幼少期に漫画・アニメ・ゲームを与えられず、友達と共通の話題がなかった。運動能力が著しく低く、外で遊んでも「ごまめ」だった。9時に寝なければ怒られたので、トリビアの泉を知ったのは放送終了となった後だった。自分だけいつまでも補助輪付き自転車に乗っていた。

 

小学4年生くらいになって、自ら動き出すようになった。与えられた環境に甘んじてはならないと感じ出した。家族は精一杯の愛で俺を守ろうとしていたが、既に時代が変わっていることには気付いていなかった。隠れてガンダムのアニメを見た。親戚の叔父さんから初代PSを貰い、ファイナルファンタジーの世界に没頭した。運動ができないなら音楽しかないと、頭の中のメロディをピアノで鳴らし続けた。××××ー×ー室に○○し、△△△を学んだ。(一部、コンプライアンスに配慮した表現としています)

 

それらが今の自分を形成していることは言うまでもない。誰かに与えられたものや、周りに合わせることで手に入れられる安心感さえ無かったが、自ら選んだもの、探し出したものを愛でる喜びを知った。それが全てだったと思う。

 

今、自分に何が足りないなどと思うことはない。他人とは能力値の割り振りがあからさまに違うかもしれないが、それはみんなそうだろう。自分というキャラクターの育成状況としては、まずまず良い経過を辿っている気がする。

 

誰しも、何かが致命的に足りないのかもしれない。でも、ピカチュウが空を飛べない事を嘆く必要はない。空を飛んでマウンティングしてくるやつなんか、かみなりでワンパンよ。